- 石膏ボードとは?
-
石膏ボードは、その名の通り石膏を芯材にして表層を厚紙で覆った建築用板材の事です。石膏の特性を生かして耐火性・遮音性に優れ、非常に加工しやすいので室内の壁の下地材として広く使用されています。特に耐火性が非常に高く、直接火を近づけても燃える事も有毒ガスを発生させることもありません。別名でプラスターボード(Plaster Board)」ともいいます。石膏ボードは、このように非常に優れた点が多く、さらにコストパフォーマンスにも優れていることから現在の建築事情には欠かせないものとなっています。ただ、その反面、石膏ボードは脆く“ねじ”がきかないというデメリットがあります。そのため、石膏ボードにフックや額などを取り付けるには、石膏ボード裏にある柱を探すかアンカーを使用するしかありません。
- 石膏ボードの工法の違い
-
【GL工法】
マンションなどのコンクリート建築に使用される工法で木材などの桟木を入れることなくGLボンドを団子状にして壁に直接ボードを張る工法です。ボンドのある場所では、トグラーなどの壁の反対側で足を開いて固定するようなアンカーは使用できません。
【木造下地】
木材の桟木に、石膏ボードをビス止めして固定します。間柱・胴縁が455mm間隔で入っているので、場所があえば直接ビス打ちすることができます。
-
石膏ボード用アンカー選定には、①石膏ボードの厚さ ②工法 ③使用するビス ④使用荷重を考慮してください。
※石膏ボードの厚さが分からない時は、スイッチプレートやコンセントプレートを外すと測ることが出来ます。
- 石膏ボードの壁にフックを付ける。
-
現在の住宅の内装壁材には、不燃性を生かして石膏ボードを使用する事が多くなっています。石膏ボードは遮音性にも優れ加工しやすい反面、もとが粉である石膏という性質上、非常にもろく“ねじ”が効かないのが弱点です。
石膏ボードの壁にフックを付けたい時は、間柱を探して打ち込むか、アンカーを使用して取り付けるしかありません。
中には、石膏ボード用アンカーとフックが一緒になったような商品もあります。デザインや吊るす物などの用途に合わせて選んでみてください。
ここは、通販サイト「ねじナビ。」の情報ページです。
ショッピングのページへは、下のボタンから戻れます。
ねじナビ。イベント情報
毎月 第2・第4水曜日は、2,000円以上のお買い上げで送料無料になるキャンペーンを実施しています。ぜひ、お得な日をご利用ください。
▼ネジやアンカーが必要な方はコチラをクリック!▼