ネジの長さって、どこの長さだか分かりますか?
長さなのだから、全長でしょ?って言う方もいるかと思いますが、合っているところもあれば、間違っているところもあります。
なかなか、難しいのは、ネジの形状によって、長さと呼ばれる部分が違うからです。
簡単に理解できる方法もありますので、少しお話ししたいと思います。
種類によって違うねじの長さが表すところ
代表的なネジの形状で、どの部分が長さにあたるのかを見ていきたいと思います。
長さは、皿頭では、全長になります。鍋頭やトラスなどでは、首下からとなります。
上の絵では、ねじ部がタッピング形状のものと小ねじ形状のものがありますが、ねじ部の形状が異なっていても、長さがどこを表すかは変わりません。
ポイントは、ネジの頭部形状となります。
ネジの長さの意味を理解する。
様々な形状のネジで、長さと呼ばれる部分は、異なっていました。
ただ、これらには共通点があります。
それは、取付け部材にネジが入り込む部分をネジの長さとしているのです。
頭まで、取付け部材に入り込む、例えば、皿頭やラッパ頭のネジは、全長が、ネジの長さとなります。
逆に頭が、取付け部材から飛び出すネジ、例えば、鍋頭やトラス頭などは、飛び出す頭の部分は、長さには入らない事になります。
一部の例外である、座金が組み込まれたネジなどもありますが、基本的は、この考え方となります。
この法則さえ覚えておけば、ネジの形状で迷うことなく、ネジの長さという表記が表す部分がどこなのか分かるはずです。
まとめ
小ねじやボルトにタッピングなど、ホームセンターのネジのパッケージは、太さ×長さで表記されている事がほとんどです。(その他にもピッチの表記もありますが。)
太さの事は、ネジの規格に触れなければいけないので、別の記事にするとして、長さがどの部分を表すかは理解いただけたかと思います。
その他、注意しなければいけないのが、ネジの長さには、結構な公差があるということです。15mmの長さと書いてあっても、ピッタリ15mmではありません。大体の場合、やや短めにできています。
そのあたりも、踏まえて、適切なネジを選らんでいただければなと思います。
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