ドリルビスに使われるねじ山の形状の種類
①タッピングねじ山(標準)
【特徴】
〇ドリルねじに通常よく使われるねじ山で、ねじ込みの作業性がよい。
〇軽量鉄骨への締め付けに広く適する。
②マシンねじ山(細目)
【特徴】
〇下地材が薄くても必要な保持力が確保でき、また緩みにくい。
〇保持力の確保がしやすいため、タッピングねじ山形状よりねじ外径を小さくでき、ねじ込みトルクを軽減できる。
③二条ねじ山
【特徴】
〇リードがピッチの2倍に等しいため、ねじ込み速度が速い。
〇ドライウォールねじなど、とがり先の一般用。
■呼び径とねじ山形状による種類
呼び径(mm)→ | 3.5 | 4、4.2 | 4.8、5 | 6、6.3 |
↓ねじ山形状 | ||||
タッピンねじ山 (標準) |
20 (1.27) |
18 (1.4) |
16 (1.6) |
14 (1.8) |
マシンねじ山 (細目) |
― | ―、32 0.7、(0.8) |
24 (1.0) |
24 (1.0) |
二条ねじ山 | 20 (1.27) |
16 (1.6) |
16 (1.6) |
― |
18 (1.4) |
※注 表中の数字は長さ25.4mm(1インチ)当たりのねじ山数で、( )内はねじピッチmmを表します。